単なる勘

私のニュースの斬り方は一言で言えば「ド直感」。
掘り下げる程の何かを持ってる訳じゃないのよ。……ただまあ、大きな地震があると何故か５分前に目が覚めるという野生の本能的な何かはある……かも知れない。

そんな本能でニュースを読んで思った事。

＜竹島＞米紙「係争地」と紹介　韓国内から「宣伝失敗」


……最初に思ったのは「考えたなー」って事。
韓国側の便宜を受けて記事書いたとはいえ、ついこの間GHQ/SCAPのマッカーサー電文の機密扱いが解除になって、一般に公開されたばかり。
そこに「竹島は日本領」と明記してある以上、「独島」単体表記は避けたい。

「ワシントンポストやニューヨークタイムズは裏付けなしの記事を書くのか？」という訴訟でも起きたら
新聞社の権威は（ついでに株価も）地に落ちる。


日本が国際司法裁判所に提訴したのもれっきとした事実。
電文の存在も公文書館による「本物」のお墨付き。
同時に「独島」として実効支配（……単なる虐殺と占領ですがね）も事実。


その状況で記事を書くとして、

１）日本領と明記する→在米韓国人も含めて半島の火病悪化
２）韓国領と表記する→米国内に保管されている資料と矛盾、しかも現在進行形で「韓国はICJに出て来い」という働きかけ中のため（ホワイトハウス署名は有効署名数突破）「アメリカは嘘を吐いているのか」という余計な火種を背負い込む

よって「係争地」と表現するのが一番「安全」なんだと思うのよ。
米政府側も選挙中に面倒事は増えて欲しくないだろうしね。



それにしても韓国側。竹島の樹木を記念物指定したり「独島記念館」作ったり、米メディアを招いたり
随分と悪あがきが続きますな。

国家レベルでも民間レベルでも「じゃあ出るとこ出て話しましょう」にとことん弱いみたいですね。


……という「直感」でした。